デジタルコンテンツ事業部の辻川です。前回はキャンプの良さは何なのかを解明すべく奥多摩へと向かったところまで書きましたので続きです。

キャンプで何をしたかったのか

テント泊のキャンプは初だったので、やるのであればコレをしたい!というものを最初に決めました。それは「焼き芋」です。

今回の一番の目的は最高においしい焼き芋を作ることでした。なぜ焼き芋なのかと言うと、秋らしいことをしたかっただけです。

キャンプ用品を調べるとともに焼き芋についても調べました。どれが焼き芋に合った品種なのか、焼き方などです。

調べた結果、品種は「紅はるか」にしました。安納芋と迷いましたがこちらの方が甘い意見が多い気がしました。さっそく紅はるかをポチろうと検索しましたが、売っているのがKg単位なので量と値段が高いことに気が付きました。5Kgもいらんわ。

なんだかんだで鹿児島県庁お墨付きの店で注文、鹿児島から取り寄せました。送料込みで2,000円です。芋に2,000円もかけたのは初めてです。いい経験でした。

芋は用意できたので今度は焼き方です。ざっくり説明すると65度をキープして遠赤外線で温め続けることが出来れば最高の焼き芋になるということです。

焼き芋に2時間つきっきり

画像: 最高の焼き芋を温め中

最高の焼き芋を温め中

考えた結果が上の写真です。フライパンにそこら辺の石を敷き詰めその上にアルミホイルで巻いた芋を置いてじっくり攻める戦法です。

正直、焼き芋をなめていました。1時間くらいでなんとかなるだろと思っていましたが、全然ダメ。カチカチでした。焚火の調節が難しすぎる。燃えすぎてもダメだし、トロ火すぎてもダメだしでずっと焚火とにらめっこです。

結局2時間かかりました。本当のことを言うと2時間でも足りませんでした。他にも鍋、スモーク、焼き肉など盛りだくさんだったので止む無く終了。

画像: 2時間温めた焼き芋

2時間温めた焼き芋

こちらが最高の焼き芋一歩手前の焼き芋です。これでもめちゃうまでした。先っちょ部分はスイートポテト状態でした。芋の上の方にうっすらと蜜がついているのですが、もっと時間をかければたくさん蜜が出て甘くておいしい芋になったはずです。

芋って蜜が出るんですね。新たな発見です。

キャンプしてみて

良さが少しわかった気がします。普段、物であふれた空間で過ごしていると、便利ではあるものの物や情報が過多すぎて嫌になることがあります。あえて何もない空間に身を置くことでそれらがリセットされる気がしました。

デジタルコンテンツ事業部としてデジタルを駆使して皆さんの気持ちを豊かに出来ないか模索していますが、全てがデジタルではつまらない世の中になるのかなと思います。

アナログでしか体験できないことも多くあるなと思いました。バランスが大事ですね。焼き芋をめんどくさい方法で焼きながらも楽しく過ごせたことで感じることが出来ました。

また何かに挑戦して気づきがあればここで報告しますね。

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