山手イタリア山庭園は、JR石川町駅南口(山手イタリア山庭園口)から5分程坂道を登ると入口が見えて来ます。
イタリア山の由来は、明治時代にイタリア領事館があった事から来ています。
庭園は、1998年の開園ですが、1993年に「ブラフ18番館」、1997年に「外交官の家」が移築され公園内を整備しています。
ブラフ18番館は、フェリス女学院の向いにあったカトリック山手教会の司祭館を移設した建物です。隣接した付属棟は貸しスペースとしてギャラリーなどに使われています。
洋館内のサロンでは、定期的にコンサートなども行っている様です。
外交官の家は、明治政府の外交官・内田定槌氏の邸宅を東京都渋谷区南平台から移設した国の重要文化財に指定された建物です。
一階の内部は、大小の客間があり来客者の接待を行う空間と成っています。
客間には、映画でよく見る貴族の館の10人掛けの長テーブルあり豪華な作りに成っています。
また、要人の来客も多かった様でお供の方の待機部屋も------。
二階が居住スペースで、寝室、バスルームになっています。
移築前は、和館部があり、渡り廊下で洋館部とつながっていましたが、洋館部のみの移築になったようです。
変わりに渡り廊下を進むと「ブラフガーデンカフェ」喫茶スペースで、テラスもあり、ランチも食べられ自家製ケーキが美味しいらしいです。
新型コロナウイルスの影響で2/29~3/31まで閉館中です。庭園には、入れます。
閉館施設
横浜市イギリス館、山手111番館、山手234番館、エリスマン邸、ベーリックホール、ブラフ18番館、外交官の家、テニス発祥記念館